2001年10月20日(土)
at 横浜 B.B.Street


社会人BANDの部屋
秋の特別企画「横浜上陸大作戦!」


< LIVE PHOTO & REPORT >

西弟 おーしろ JUN
こやっち なぎ
(All phto by "ossie")


今回のライブは、昼の部というこで開場時間がAM11:00!
必然的にリハも早いため、AM9:00には現地に到着しなくちゃならないわけで、「仕事の日より早起きだよ〜」と文句言いつつも、7時過ぎには西弟邸に全員集合。えらいえらい。第三京浜の流れも順調で、8時半には無事到着。

B.B.Streetは、関内駅前のファッションビルの12階にあるという、ちょっと不思議な立地のライブハウス。まだビルそのものが開いていなかったので、翻弄しながらも警備のおじさんに台車をお借りし、機材搬入をして・・・とやってるうちに、9時。他のバンドさんも集まっているようだ。

リハはもともとは2番目だったのだが、主催者のぐれちゃんさんとM・S・Gのドラマーさんが到着していない。どうやら事故に巻き込まれた様子・・。やむなく「OLD CROW」からリハ開始。
いやあ、リハって本番と違う妙な緊張感があるね。今回のイベント「社会人BANDの部屋」には初めての参加ということもあって、周りのバンドからの「で、どんな音出すのよ、君らは」という空気がビシバシ伝わってくるのね。学生の時に、新入生として初めて先輩たちの前で演奏するような、そんな感じ。

リハ終了後、モスバーガーで遅い朝飯。時間の感覚がいつもと全然違うせいか、緊張してるんだかしてないんだかよくわからない。雑談してるうちにもう開場時間である。バックステージパスなるものが今回どうやらないようなので、大急ぎで戻る。おーしろはステージ用のサンダルを購入しに街中へ消える。

トップのK-ONが始まり、観客になる我々。こやっちとJUNはすでにビール片手。こやっちにいたっては、大好きなツェッペリンを聴きながらだからもう上機嫌。負けじとなぎもビール。西弟はデジカメで撮影モードに入る。あれ?おーしろがまだ戻ってませんよ?中華街で遭難してるのか?

2番手のNeon Knightsが始まった頃にようやっとおーしろさんご帰還。よかった、逃亡したんじゃなかったのね。IRON MAIDENのナンバーにノリノリの客席を尻目に、こそこそと準備にかかる。この盛り上がりの後かぁ・・・引かれちまうかなぁ・・。ま、いいか、やるだけだ。

さて、3番手がOLD CROW。
「とんぼ」をBGMで流してもらうようお願いしたんだけど、これがなんだか唐突だった。MAIDENの後に聴くにはキャッチー過ぎたかな・・・。こやっちのおかずから始めることにしたのは正解だった。ギュロの音からだとどうしても出だしのインパクトが薄かったからね。ありゃ、ピアノにむちゃくちゃリバーヴかかってるな。リハの時とえらく違うぞ・・・。

今回はセットリストでも分かるとおり、ほぼJANISナンバー。たまにはこんなセットもいいでしょ?ってことでやってたのだが、それなりに思い入れを強く持ってる人も多いミュージシャンだし、厳しい目で見られるのは覚悟の上。まあ、今回私たちが好きな曲として選んだ曲が、たまたまJANISであるというだけなんだけど。イントロ曲とかメドレーとか、わりと早いうちにステージの構成を考えていたので、前回のライブに比べてみんな落ち着いていた。テンポが心拍の上昇にあわせてアップしちゃうのも、今日はご愛嬌程度で済んだ・・と思う。

JUNは早くも3曲目のBuried Alive in the Bluesから暴走して、客席の空席に飛び込み。あー、また美味しいとこ持ってかれたよ・・・。一瞬ひやりとしたのがKozmic Blues。ひとりが構成を見失ったため(犯人検挙はやめましょう)そのまま全員釣られかけたが、なんとか帳尻があってため息。自信があった曲だっただけに残念!メドレーにJANISの代表曲を続けて持ってきたのはよかったみたいだね。一番反応よかったし。

・・・長〜いような短いような、なんだか不思議な40分がこうして過ぎていった・・・。

今回は総合点では、まずまずってとこ?(甘い甘い・・・。)某G氏の「いやぁ、面白いもん見させてもらったわ」の言葉に凹むおーしろ&なぎ。G氏曰く、褒め言葉のつもりだったらしいのだが・・・。

トリのバンドは、主催者ぐれちゃん率いるM・S・G。名前の通りマイケル・シェンカーのカバー!今回、西弟・こやっち・なぎと長年一緒にBANDを組んでいたC氏がライブを見に来てくれていたのだが、奇しくもそのメンバーでやった「Only you can rock me」を聴いて大喜び。C氏、たまにはギター弾きにセッションにおいでよ。

で、終了して機材のハケまで終わってなんと15時前。うーん健康的だ。打ち上げも16時からという素敵なスケジュール。出演者していた方以外にも山ほどの関係者が集った打ち上げだったんで、引っ込みじあんのメンバーはなかなか解けこめず。でも、楽しいひと時をすごすことが出来て感謝。明日もあるので、3次会は残念ながらパス。西弟邸でMDを聴きつつ軽く反省会。明日も頑張ろう。(by nagi)


【 今回、対バンしたBANDの皆さん 】

< K−ON >
レッドツェッペリンのコピーバンド。ドラマーとベーシストが 本物のツェッペリンをリアルタイムで見た世代だよ。 すごいね。 しかも、高校の時からいっしょにやってるらしいから、リズム隊歴30年。 演奏は、オレ自身がツェッペリンに詳しい訳じゃないんで、オリジナルとの違いは分からないんだけど、人間が繰り出すリズムがロックだった。 ビートって事で言えば「ヨレまくってる(失礼)」んだけど、そんなのはどうでもいい事だと思わせるようなかっこよさ。 ベースもうまく乗っけてくるよ。さすがキャリア長いだけの事はあるね。 こんなリズム隊になれたら気持ちいいだろうな。(by西弟)

< Neon Knights >
アイアンメイデンのコピーバンド。「ヘビメタ出身」って言ってる割には、オレ、メイデンは全然知らないんで、逆に、純粋にステージを見ることができたんだけど、かっこよかったよ。 ボーカルは女性なんだけど、ワイルドでいい感じ。 今回は、全体的にハードロックよりのブッキングが多かったんで、客席の盛り上がりもかなりのものだった。 準備でそわそわしてたんで、きちんと見られなかったのが残念。(by西弟)


< M・S・G >
マイケルシェンカーグループのコピーバンド。 ボーカルの影爺さんの、歌としゃべりのギャップには感心するやら笑うやら。 歌がちゃんとしてるから、ああいうMCでも、ああいう衣装(笑)でも、オッケーなんだよな。
ギターのぐれちゃん(今回のイベントの主催者でもある)も、前回、府中のイベントの時よりも、はるかに生き生きしていた。 やっぱり好きなもん弾くのが一番楽しいよね。 (by 西弟)

(All phto by "ossie")


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