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OLD CROWが地元・相模原地区での活動拠点としていた海老名LIVE＆BAR 「SUGAR」が、残念ながら３月一杯で閉店してしまうことになりました。LIVEの拠点を探しているちょうどその頃に、ネットで知り合ったBANDを通じて出入りし始めた場所だったのですが、店内に貼ってあるＬＰジャケットやポスターから醸しだされるその雰囲気はまさに60〜70年代。BLUESやR＆B好きな人には魅力的なスポットだっただけに残念です。
で、今回そのSUGARの最終営業日に行われるイベント「SUGAR LAST SHOW」への出演依頼をいただきました。実は、OLD CROWとしては珍しく、年明けから５月まで月１回のペースでLIVE予定が入っているという過密スケジュールだったのですが、ずっとお世話になってきた場所だし、ここは一発ご恩返し！ということもあり、メンバー全員一致で喜んで出演させてもらうことになりました。 今回は出演BAND数が多いこともあり、全バンド５曲限定のステージ。お馴染みのナンバーに加えて、田中店長にお気に入りと言っていただいた「It's not the Spotlight」を久々にプレイしてみました。都心からちょっと遠い立地だというのに、いつものBAND仲間や大学時代の友人も沢山集まってくれて、短い時間とは言えども最後のステージを賑やかに盛り上げてくれました。SUGAR最後の夜、「OLD CROW」もおかげで無事に華を添えることができました！ 今回のイベントでトリを務めた「アフロ兄弟商会」のベーシスト、トミ氏が実は大学の後輩だったということが判明。思わぬ日に思わぬ出会いがあるもので。いやぁ、世間って狭いですね。こんな嬉しい出来事があったのも、SUGAR最後の夜ならではでしょうか。 全BAND終了後は、田中店長＆出演者全員がステージに上がり、「STAND BY ME」「LET IT BE」の大セッション。店長には大きな花束や、寄せ書きがぎっしりのバスドラヘッドが贈られ、感動的なフィナーレとなりました。最後の店長からの「今日はジャンルを問わず、僕が見たい好きなBANDに集まってもらいました・・・」の挨拶にはうるっとさせられてしまいました。こちらこそ今日呼んでもらえてホントに嬉しかったです。ありがとね、田中さん。 LIVE終了後、いつの間にか始まったフリーセッション。ステージの楽器を奏でるだけでなく、コンガを叩く人、ベリーダンスを踊る人・・・。客席ですでに宴会モードに入っている出演者やお客さんらが代わる代わる加わっていき、あちこちから声援が飛び交います。今日はいいペースで飲んでいたJUNがソワソワ。「やっぱ上がるべきですよね〜！」と言い残して、マイギター片手にステージに突入していきました（笑）。飛び込んだらもうこっちのもの！BLUESハープとのソロ対決もものともせず、しっかりJUN ワールドを繰り広げてました。そうなったらこやっちも負けてはいられません。しっかりコンガを陣取ってリズムを繰り出す様は、実に実に気持ちよさそうでした〜。二人ともホントに楽しそうだったよ。お疲れさまでした！ そんなこんなで夜もすっかり更けた頃、海老名を発つ西弟号。２年とちょっとだったけどありがとう、SUGAR。ここでLIVEをすることはもうないけれど、SUGARで演ったひとつひとつのLIVEの思い出を胸に、新しい場所でまたいいステージができるよう、これからも「OLD CROW」はガンバるよ！（ｂｙ nagi） |
